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残留農薬に注意すべき食物として、野菜や果物を連想する方が少なくありません。確かに直接農薬を散布する対象であり、無農薬野菜が人気を博するなど、野菜や果物の農薬に対しては、多くの人が注意を払っています。
ですがここで見過ごせないのが、残留農薬が最も濃く検出される食物は、肉、魚、卵、乳製品であるとの調査結果報告です。
しかもその量が半端ではなく、これら動物性食品を食べている母親の母乳で育てられる赤ちゃんは、人類のなかで最も高濃度の農薬を体内に取り込み続けていると考えられます。
EPA(米国環境保護局)刊行の記事、あるいはFDA(米国食品医薬品局)の研究結果として、人体内に存在する主な残留農薬源は動物性食品であるとの報告がなされています。
さらには「すべての有害な残留農薬の95~99%は、肉・魚・乳製品・卵から体内に取り込まれている」との説も見られるなど、私たちが有する残留農薬に関する予備知識を、大きく見直すべきであるとの警鐘が見過ごせません。
さらにはEPAや米国大統領環境分析詰問委員会の調査結果として、アメリカ全土の肉食の女性の99~100%の母乳から、農薬が検出されたとの報告もみられますい。さらに特筆すべき点として、PCB(ポリ塩化ビフェニル)に関しては、許容量の10倍にも達していたと伝えられています。
動物の肉から大量の残留農薬が検出される理由は、農薬のついた穀物や牧草を洗わず、そのまま家畜に与えて育てた結果に他なりません。こうして動物の筋肉や脂肪組織のなかに農薬が蓄積され、それらが私たちの食材として市場に流通しているのが、今日の現状です。
だからこそ母乳への残留農薬の混在を防ぐ意味でも、肉や魚を十分に洗浄する習慣が求められますが、野菜や果物とは違い、しっかりと洗い流せないケースが見られるのも、これらの食材の特徴です。
ここでぜひ注目いただきたいのが、水と同一成分の安全な水素水です。肉や魚を浸けておくだけで洗浄効果が得られ、食材の型崩れにつながる心配も無用です。
■参考サイト [注1]内閣府 食品安全委員会: 食品安全関係情報詳細
■参考サイト [注2] 国立医薬品食品衛生研究所: 輸出国における農薬等の使用状況等に関する調査 (NIHS) (平成17及び18年度調査)[pdf]