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キャベツ

キャベツの栽培に農薬が必要な理由

お米のイラスト

キャベツは涼しい気候を好みますが、栽培可能な温度範囲は5~25℃と幅広いため、比較的育てやすい野菜といえるでしょう。土質もあまり選びませんし、連作障害にも強いのが特徴です。

しかし、コナガやヨトウムシなどの害虫被害に弱い面があるため、農薬を使用して駆除する必要があるのです。

キャベツの残留農薬を取り除くには

外葉を取り除く

農薬の残留が多い外側の葉を取り除きます。キャベツの葉は外側ほど古く内側ほど新しい葉です。外側の葉は長期間にわたり、農薬を浴びた部分になるので、残留農薬も多いといわれています。

水洗いをする

生で食べる場合は千切りや短冊切りなどにして、水にさらすのがポイント。残留している農薬や硝酸塩、ダイオキシンは切り口から水に溶け出すため、効果的に除去できます。炒め物にする場合は、30秒くらい茹でてから使うといいでしょう。

農作物用の洗剤を使用する

台所洗剤の中には農作物を洗浄できるものがあります。用途欄を見ると、野菜や果物に使える旨が書いてあるので一度見てみると良いでしょう。もちろん書いてないものもありますので、書いてないものにkなしては農作物で洗うのは止めましょう。使用方法は洗剤により違いますので、しっかりと確認を怠らないように注意が必要です。

また、洗剤の中にはホタテ貝由来の専用洗剤があります。多くの商品がパウダー状なのが特徴。使用方法としては水を張ったボウルに農作物を入れ、そこに洗剤を投入して、一定時間浸けておくといったものです。

台所用洗剤や野菜用洗剤の使用上の注意点としては、いずれも口に入れると危険であるというところ。洗浄後はしっかりと洗剤を洗い流す必要があります。また商品の使用上の注意点を確認して使用してください。

水素水で農薬を洗浄

農薬の洗浄で注目されているのが、水素水。水素は分子の中でもっとも小さいため、浸透力が高いのが特徴です。野菜の内部の奥深くに浸透することで、残留した農薬を外に排出することが期待できます。

野菜用洗剤と比べると、口に入れても大丈夫なので誤飲の可能性がないところが嬉しいところ。小さなお子さんがいるご家庭でも、安心して使用することができます。

研究機関により農薬洗浄を立証したデータもあるので、農薬がどうしても気になるという方はぜひ試してみてはいかがでしょう。

かしこいキャベツの選び方

  • 春と冬で見極めましょう

春と冬のキャベツで、鮮度の見極め方が違います。春キャベツは「ふんわり」、冬キャベツは「しっかり」巻いているものが新鮮なキャベツです。

  • 外葉が緑色のものを選びましょう

春冬キャベツに共通していえるのが、外葉が緑のキャベツは新鮮だということ。外葉を基準にすれば、購入する際に外葉を剥がさずに済むので、中身を保護するのにも役立ちます。

  • カットキャベツは芯の高さを基準にしましょう

カットして販売されているキャベツは芯の高さに注目してください。芯の高さが真ん中よりやや長いほうが丁度良い食べごろです。

  • 芯の切り口で鮮度を判断しましょう

キャベツを選ぶ時は葉も重要ですが、芯の根元を見るのも大切です。切り口がみずみずしいものは新鮮な証。あまり知られていない確認法なので、ぜひ試してみてください。

  • 重いものを選びましょう

重いキャベツほど葉がしっかりと巻かれています。手で持ってみて重さを比較するのもひとつの手です。

有機栽培のキャベツを選ぶべき?

有機栽培のキャベツという選択肢も

農薬が気になる場合は、有機栽培されたキャベツを検討してみましょう。有機栽培が行なえるのは、厚生労働省の厳しい基準を満たした農家のみ。

登録認証機関が実施する検査をクリアすることで「有機JASマーク」の表示が許可されます。有機栽培のキャベツを購入する際は、有機JASマークを目印にするとよいでしょう。

有機栽培のキャベツと通常のキャベツの価格の違い

有機栽培で作られたキャベツは1玉300円前後で、通常のキャベツは100円前後です。約3倍の差があるため、日常生活に取り入れると家計を圧迫してしまうかもしれません。

特別な日の料理など、時と場合によって使い分ける必要があるでしょう。近くのスーパーで販売されていない場合は、インターネットを利用してみてください。

有機栽培にも農薬が使われている?

有機栽培で育てたキャベツが完全無農薬だとは限りません。有機JASマークで決められているのは、化学合成された肥料や農薬を使用しないこと。

天然成分の肥料や農薬なら使用を許可されたものもあるそう。また、農薬を使用していない分、害虫や細菌が付きやすくなっています。どちらの場合でも、食べる前にきれいに洗ってあげることが大切です。