menu
目次

柿は、イチゴやリンゴに比べると病害虫の被害を受けにくく、無農薬栽培や有機栽培を行っている生産者も多く見られます。
一般家庭でも柿の木を植えているのを見かけるくらいですから、農作物の中では育てやすい部類に入るでしょう。
とはいえ、柿の大量生産が必要になる農家にとっては、病害虫の被害は大きな打撃となります。被害を最小限に抑えるためにも、農薬は欠かせないのが現状です。
柿の病気は、ほかの果実類と同様にカビの一種である細菌感染によるものが大半です。発生してから対策をとっても効果が限られてしまうため、予防的な農薬散布も必要になります。
柿の栽培では、気候や病害虫の発生を見越した予防的な防除がどうしても必要になります。
日本国内で使われている農薬は、人体や生態系に影響がないことが認められているものですが、それでも農薬の使用基準値は世界基準に比べると緩く、多くの農薬が使われている傾向にあります。
果実、枝、葉に黒い楕円形の模様が現われたり、くぼんだりします。ひどくなると穴が開いてしまうため、柿では最も深刻な病気と言われています。発生後の防除が難しいため、予防的に農薬を散布します。
葉の裏側が白くなる病気です。葉の機能が弱まるため、光合成不足になり、果実や樹木の成長を妨げてしまいます。こちらも予防的な農薬散布が必要になります。
葉に褐色で周りが黒い斑点ができ、葉が早く落ちてしまう病気です。葉が落ちてしまうと光合成不足になり、果実や樹木の生長が妨げられます。予防的な農薬散布と、感染した落ち葉の処分が大切になります。
カイガラムシやアブラムシなどの害虫の糞に病原菌が繁殖して発生する病気です。カビが葉、枝、果実を覆い、すすを被ったように黒くなります。ひどくなるとヘタが枯れてしまいます。農薬を散布し、カイガラムシを防除するなどの対策が取られます。
ほかの果実類と同様に、カメムシ類やカイガラムシの発生率が高いのが特徴。これらの病害虫は、木や果実の養分を奪うため、栽培に大きな被害を与えてしまいます。
有機認定されている柿を生産しているのは、日本に3農家のみです。
時期になるとインターネットで注文できますが、数量が限られています。そのため、タイミングを逃すと入手しにくいのが難点。どうしても農薬を使っていない柿が欲しいという方は、通販サイトをこまめにチェックするとよいでしょう。
有機栽培かどうかは、有機食品のJAS規格に適合した「有機JASマーク」を目印にしてください。農林水産省が定めている検査認証制度なので安心です。
有機栽培の柿の価格は1個200円前後、通常の柿の価格は100円前後となっています。柿の栽培が盛んな地域であれば、通常の柿が5個入りで200円前後で売られてることもあるそうです。
また、有機栽培の柿は化学合成された農薬を使用しないため、病害虫の影響を受けやく見た目があまり良くないのが難点だといえます。その点を理解したうえで有機栽培の柿を購入しましょう。
有機栽培されている柿でも農薬が使用されている可能性があります。天然成分で作られた肥料や農薬は、使用しても有機栽培として認められるからです。
天然成分の農薬は害虫や病気を抑える働きがありますが、強力ではないため害虫や細菌が付着していることもあります。ですので有機栽培でもきれいに洗わなければなりません。
柿に使用する農薬は国の使用基準を満たしているものの、残留農薬が気になってしまう方も多いでしょう。ここでは、残留農薬の落とし方を紹介します。
水溶性の農薬であれば流水で30秒程度洗うことで、ある程度の農薬を取り除けます。しかし、脂溶性といった水溶性以外の農薬は落としにくいため、他の方法よりも除去できる量は落ちてしまいます。
50度前後のぬるま湯に浸すことで、雑菌の繁殖を抑えながら残留農薬を洗い流せます。ただし、43度以下になると雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうため、温度調節の管理が必要です。
ボウルに食品用の重曹を溶かして、柿を1分前後浸けます。そのあと、流水で洗い流せば完了です。注意点として長く浸けすぎると、柿の皮に含まれる栄養素まで流れだしてしまうので注意しましょう。
洗剤を使用する方法もあります。野菜用洗剤を使用するか、野菜に使用できる食器用洗剤を使いましょう。水で洗うよりも効果的ですが、洗剤が残らないように気を付ける必要があります。
柿の残留農薬が気になる方は、水素水に浸けるという方法をおすすめします。水素水の還元力と浸透力によって、農薬を効果的に除去できます。方法はとても簡単でボウルに溜めた水素水に柿を10分ほど浸けるだけです。
柿に使われる農薬の大部分は、皮の表面に残ります。そのため、皮を剥いて食べればほとんどの農薬をカットできるため、人体に害はないといわれています。ほとんどの場合、柿の皮を剥いて食べるときは、神経質に考える必要はないでしょう。
柿の皮にはビタミンCやβカロテン、カリウムといった栄養素が豊富に含まれています。皮を剥いてしまうと栄養ごと捨ててしまうことになるのです。皮ごと食べれば、たくさんの栄養を摂取することが可能です。残留農薬が気になる方は、先に紹介した方法で確実に農薬を落としてから食べましょう。
柿は皮を剥いてしまえば農薬に悩む必要はありませんが、実は柿の皮には栄養がいっぱいあるのです。
ビタミンCといえば、柑橘系の果物やイチゴに多く含まれているというイメージですが、柿にも豊富なビタミンCが含まれています。100mg/70mgと果物の中ではレモンの次に多い含有量です。ビタミンCは風邪予防や疲労回復、肌荒れ防止などに効果があるといわれています。
緑黄色野菜の代表的な成分であるβカロテンは、柿にも豊富に含まれています。βカロテンを摂取すると体内でビタミンAに変換されるとのこと。抗発がん作用や粘膜、視力などの健康維持という効果に期待できます。またβカロテンは干し柿にすると含有量が増えるのが特徴です。
カリウムは塩分(ナトリウム)を排出してくれる効果があります。また高血圧予防やむくみ防止にも効果が期待できるので、積極的に取り入れていきたい成分です。
柿にはタンニンという成分が含まれています。タンニンにはアルコールを排出してくれる効果があるため、二日酔いの際に最適です。
柿の皮を使用したレシピをピックアップしました。普段は捨ててしまう皮を調理することで、美味しく食べられますよ。農薬が気になる方は正しく除去してから食べてくださいね!
柿を水洗いし、ヘタを除きます。1/8位のくし形に切ってから皮を剥くときれいに仕上げられますよ。そのまま160℃位の油で皮を揚げ、混ぜながらほんのり色付いたら取り出しましょう。カリッとさせたいなら最後に少し温度を上げてください(焦げやすくなるので注意)。バットに取り出し、粗熱がとれたら完成です。
柿7個分の皮でジャム作りを行ないます。柿の皮をミキサーでペースト状にして、鍋に砂糖またはハチミツを入れ、レモン汁と塩少々などを足して2~3分温めてください。加熱するのは栄養価が高まります。また皮を冷凍することで、ペースト状に加工しやすくなりますよ。
柿の成長過程において重要な役割を担っているヘタ。4枚付いていますが、熟す前にヘタが一枚でもかけてしまうと実が育たずに十分な大きさになりません。旬の時期の柿はヘタが鮮やかな緑で、柿の実とぴったりくっついています。
柿の実の色にも注目してください。良い柿の見分け方は簡単で、均一にヘタの近くまで色づいたものを選ぶだけ。柿の種類によって「色合い」は異なりますが、色づきは同じです。また同種のものを比較して選ぶ場合は、より色づいているものを選ぶとよいでしょう。
見た目で決めたら、今度は手に取って「固さ」を確かめてみてください。適度な硬さのものが理想だが、固いものでも時間がたてば柔らかくなるので、柔らかすぎるものを避けて選ぶようにすれば、失敗せずに済むでしょう。
実の詰まっているものは「ずっしり」とした重みがあります。柿を選ぶときは同じぐらいの大きさのものを手に取って比べて、より重いほうを選んでください。
柿に付着している残留農薬は水素水の力で除去できます。農薬の基準値は人体に影響のない範囲で決められていますが、食べるものなので、可能な限り残留農薬は取り除きたいものです。
農薬は柿を栽培するために欠かせないものですが、果実が収穫された時点で農薬は不必要なものになります。農薬を摂取してもメリットは得られません。
柿に付着した残留農薬を除去るには水洗をはじめ、重曹や洗剤で洗うなどの方法があります。とはいえ、奥まで浸透している残留農薬は簡単に除去できません。そんなとき、水素水なら浸けておくだけで、柿の残留農薬を手軽に取り除けます。また、人体に悪影響のない水素水なので、摂取しても安心。残留農薬が気になる方は試す価値ありです。
※水素水の農薬洗浄試験で実証されているのはクロロタロニルという農薬です。