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農薬はカラダに悪いって本当?

農薬の安全性

農薬と聞くと、「なんとなく体に悪そう」というイメージを持っている方が大半でしょう。ニュースなどで残留農薬が基準を超えて検出された報道を聞くと、いい気持ちはしませんね。しかし、農薬についての情報を正しく理解せずに体に悪いもの、と決めつけている人も多いようです。

農薬の毒性試験が義務化されている

農作物に付いている農薬は私たちが思うほど毒性があるものではありません。

それは、農薬は数多くの毒性試験などの試験研究をもとに、安全性が認められた薬剤のみが許可されていること、そして非常に微量まで分析できる技術が確立され、毒性を回避する方法も分かっている物質だからです。

動物の臨床試験で毒性がないことを証明

日本では、農薬を認可する際に、動物の臨床試験によって毒性の強さや、どれくらいの量を摂取するとリスクがあるかを調査することが義務付けられています。

体で分解されにくく、長期間蓄積される可能性のある物質は使用が認められていません。つまり、現在許可されている農薬については、長期間摂取しても慢性症状はほとんど起こり得ないと言えます。

100%安全とは言い切れないのも事実

とはいえ、農薬は異物であることは確かで、安心して摂れるものではありません。それは、世の中にある食品すべてに言えることですが、慢性症状を引き起こすかどうかの長期的な予測は難しく、予期せぬ問題が起こる可能性がゼロではないからです。

不安なら除去してしまおう

農薬は、むやみに怖がる必要はないですが、役目を終えている農薬を除去すること自体は何の問題もありません。野菜や果物を調理する前にはできる限りの処理を行い、残留農薬を少しでも減らすことがカラダだけでなく、心の安心に繋がると言えるでしょう。

赤ちゃんは農薬を口にしても大丈夫?

お父さんやお母さんが安全だと信じて、赤ちゃんに与えている食事。しかし、国の農薬に関する安全基準が大人基準で算出されているとしたら?赤ちゃんにとっての安全な環境は、保たれているのでしょうか。食べ物の残留農薬が、赤ちゃんにどのような影響を与えるのか、調べてみました。

>>赤ちゃんは農薬を口にしても大丈夫?

世間一般で農薬が懸念されている点

農薬が人体に影響されるのではと懸念されている点についてまとめました。その真偽について詳しく知りたい方は、以下の項目をクリックしてください。

残留農薬による発達障害のリスク

残留農薬と発達障害は相関性があるとされています。日本における農薬使用量、発達障害の有病率は世界でもトップレベル。残留農薬による発達障害のリスクを軽減するには水素水で洗浄することが効果的といわれています。

>>残留農薬による発達障害のリスク

残留農薬による母乳への影響

残留農薬が検出される食べ物を摂取すると、女性の母乳からその農薬が検出されます。特にポリ塩化ビフェニルは許容量の10倍にも達していたケースもあり、母乳を通じて、乳幼児与える健康被害が懸念されています。

>>残留農薬による母乳への影響

■参考サイト 農林水産省: 農薬の基礎知識 詳細